ハチ公物語
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001 2021/06/07(月) 20:11:32 ID:YSdVcBXqXE
BSプレミアム6月28日(月)午後9時00分〜10時49分 BS4K同時
亡くなった主人の帰りを駅で待ち続け、渋谷駅のシンボルともなった
忠犬ハチ公の有名な実話を映画化し、大ヒットとなった感動のドラマ。
大正12年12月、雪深い秋田の片田舎で生まれた秋田犬の子犬が、
東京の大学教授・上野秀次郎の家にもらわれ、ハチと名付けられた。
成長したハチは秀次郎になつき、大学への送り迎えで渋谷駅に通うのが
日課となるが、ある日突然、秀次郎は倒れ、帰らぬ人となってしまう…。
主演は仲代達矢。
【製作】
奥山和由
【プロデューサー】
鍋島壽夫、進藤淳一
【監督】
神山征二郎
【原作・脚本】
新藤兼人
【撮影】
姫田真左久
【音楽】
林哲司
【出演】
仲代達矢、八千草薫、石野真子、柳葉敏郎、田村高廣、長門裕之 ほか
製作国:
日本
製作年:
1987
備考:
日本語/カラー/レターボックス・サイズ
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002 2021/06/10(木) 17:13:58 ID:xfY7zoSJtk
忠犬というのは事実ではない。
実際のところ、飼い主の上野英三郎博士は駒場の帝大農学部に徒歩で通勤しており、渋谷駅を使わなかったわけではないが、ハチが毎日渋谷駅に送り迎えをしていたという通説は誤りである。ハチが飼い主の上野博士の家にいたのは一年ちょっとに過ぎず、1935年3月に11歳で死ぬまでの大半を、上野家に出入りしていた植木職人の小林菊三郎のもとで過ごした。ハチの渋谷駅通いが始まったのは小林のところに来てからまもなくのことであった。当初は野良犬同然の風体で、おとなしいハチは道行く人から追い払われたり、蹴られたり、顔にいたずら書きされたり、散々であったという。
ハチの運命が劇的に変わったのは、1932年10月4日のことであった。この日の朝日新聞朝刊に「いとしや老犬物語—今は世になき主人の帰りを待ち兼ねる七年間」という記事が写真入で掲載され、大反響を巻き起こした。薄汚く冴えない犬は一夜にして大スターとなり、やがては忠君愛国のシンボルに祭り上げられていく。
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