準々決勝第1試合の花巻東(岩手)vs鳴門(徳島)
で花巻東のランナーの動きを審判が注意する事態が発生した。
二塁から捕手のサインを伝達しているのではないかと疑われたもの。
花巻東の関係者は“スパイ疑惑”を完全否定したが、高野連はどう受け止めているのか。
高野連・竹中雅彦参事に聞いた。
——花巻東にサイン盗みの疑惑が浮上したが
竹中参事:疑わしいことをしていたらやめさせる、
という規定通りに審判が注意をしたということです。
——検証作業はするのか
竹中:(サイン盗みを)やっているとか、やっていないとかという検証はしない。(花巻東の)佐々木監督と部長に確認したら「やっていない」ということだったので。
——以前からやっていたという声も聞かれているが
竹中:それは知らない。県大会の報告も受けていない。
——では、今回注意しただけで終わりということか
竹中:一度注意したにもかかわらず、今大会中にまたやるようなことがあれば、
没収試合ということもあります。
——この件で抗議電話などは
竹中:「そんなの許していいのか」というような電話が何件かかかってきています。同じように説明をしています。
鳴門−花巻東の準々決勝で、8回の花巻東の攻撃中に二塁走者の千葉翔太外野手(3年)に対し、球審が注意する場面があった。千葉によると、
打者に向かってサインを出していると指摘されたそうで、千葉は「よく分からなかった」
と話した。
花巻東・佐々木洋監督(千葉の行為について聞かれ)えっ? 注意されてました?
見ていなかったので、全然分からないです。(数分後に再び記者から質問されると)
ああ! 思い出しました。
千葉がズボンをポンと触っていたのをサインを出しているのではないかと
相手捕手にアピールされたんです。わざわざズボンを触って、
手でサインを出すなんてことはないです。
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