CSに向けての体制作りに関しては、楽天を除いて着々と進んでいるように思う。
下降線の阪神でも先発陣の整備、中継ぎ抑えのチェックを行っている。
まだ未定のロッテ、SB、西武も苛烈な3位争いの中でモチベーションの維持に努めて
いるし、また波及効果を得ている。(決まればそのままの
勢いでCSに雪崩込む作戦か)
楽天は田中の先発だと、記録更新がモチベーションとなって別チームのような働きを
しているが、その他の試合では覇気がまったく無い試合が続いている。
星野はCS用に驚きの配置転換をするといった発言をしたが、チームとしての祭りの準備
体制としては明らかに立ち遅れている。
今一番勢いがあるのは広島。
巨人戦を捨てる作戦では批判もあったが、CS出場決定で評価に変わった。
先発10勝カルテットの安定感は、たとえ一の矢が折れても、二の矢、三の矢で挽回できる
体制が整っているのが強み。
それでも安定感NO1は巨人。経験値、戦力の違いが格段に違う。
楽天とほぼ同じ時期にマジックを出した時点でも、投打においても先を見据えた起用が
見せつつマジックを減らしていった。
CS、日本シリーズで戦い抜く基本となるのは投手力。
楽天は田中、則本以外指を折れる人材がいないのが気がかり。
仮にCSで田中の登板が二回となったら、まず日本一は無いのではないかと思う。
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