敗因は明らか。
相変わらず、策としての「必死さ」が足らなかった。
1. 実際、韓国が打ててない大谷で、いけるところ(3−2ぐらいまで)続投すべきだった。
大谷が完投ペースならそのまま大谷で良かった。
2.7回裏無死1・2塁の筒香の打順で(できれば代打今宮健太に替えて)送りバントすべきだった。
1については、投手経験や監督経験の無い小久保監督、奈良原ヘッドコーチ、鹿取投手コーチ、矢野バッテリーコーチの完全なる判断ミス、助言ミス。いいリズムや良い結果が出ているものは変えないことがスポーツの(勝負ごとの)鉄則。
2については、小久保監督、奈良原ヘッドコーチ、稲葉打撃コーチが、口先だけでトーナメントの本当の恐さが心底わかってなかった。
どうしても欲しい「1点」への必死さが足らなかった。アマチュア野球の監督なら絶対に送っていた。必死なら絶対に1死2・3塁の状況にしたい。2・3塁の状況を作ってからスクイズか右打ちゴロ・ランナーゴーの作戦をする。
どちらも年間140試合以上あるプロ野球の普段の試合の進め方で負けている。
「プロだから(いつもどおり抑えてくれるだろう)」だけで「先発・中継ぎ・抑えでいこう」と安易に考えていた。
「プロだから(各チーム4番はっている者に送りバントはさすがにカッコ悪い)」だけで無死1・2塁で無策で筒香(筒香・中田・松田のだれか一人くらいは打つだろう)に打たせた。
後からだったら何とでも言えるといわれるだろうけど、この敗戦を私は50%くらい予想していた。
予選の韓国戦で、無死1・2塁で平田に送らせたが失敗し、結果、打たせて打球がベースに当たってラッキーな先取点となったが、3塁手が1m前の守備位置だったら、おそらくトリプルプレーだった。
結果良ければで、どこのマスコミも浮かれて危惧する者がいなかったが。
私なら、「送りバント失敗の」平田は以後使わない。そもそも下手くそな平田なんぞ連れてこない(中日ファンですが)。
プレッシャーに強くて確実にバントを決めてくれる職人や、右打ち進塁打が高確率でできる職人を連れてくる。
おそらく、どこかの高校野球の監督が采配した方が勝っていた。
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