小久保監督継投失敗「僕の責任」中継ぎ専門招集せず
小久保裕紀監督(44)は相手の流れを止められなかった継投ミスを認め、責任を痛感していた。
手をかけていた決勝の舞台がこぼれ落ちた。
「大谷が7回を投げきった時点で、則本を2イニング行かそうと決めていた。(1点を返された後の)無死二、三塁で松井という選択肢もあったな、と思う」。
大谷の快投を継投ミスで勝利につなげられず「あれだけの投球をフイにして申し訳なかった」と頭を下げた。
準々決勝までの6戦で7回以降に9失点するなど、リリーフ陣の起用は大きな課題だった。
小久保監督は「クローザーを集めて7、8、9回をつなごうという思いがあった」と、中継ぎ専門の投手は招集しなかった。
各球団で9回を託される守護神には、走者を背負った場面での登板経験が少ない。覚悟を持って決めた構成が大一番で崩れ、「そういうメンバーを集めた僕の責任」と背負った。
監督自身の経験不足も響いた。
ここまで、試合中のブルペンでは1人ずつの投手しか準備していなかった。
左右など複数の投手を用意するなど、どんな状況にも対応する準備は欠けていた。
この試合の9回には松井、増井の左右を待機させていたが、小久保監督は「勝たないといけない中での継投の難しさは感じていた」と明かした。
2つの責任を背負って今大会に臨んだ。指揮官として世界一の奪還。そして常設となった侍ジャパンの初代監督として、アンダー世代の目標となる選手の育成。
「チームの主力を預かるので、戻ったときには手本になる主力にして戻したい。日本代表を担う選手は、みんなの手本にならないといけない」。
侍たちを信頼し続けたことが、土壇場での起用の迷いにつながってしまう側面もあった。
こーゆー精神論ほざく監督って一番厄介だわ
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