結果は、当たり前ですが、3の有酸素運動のみのグループでは、筋力の伸びはありませんでした。
1の筋力トレーニングのみのグループは、順調に筋力を伸ばし続けます。
そして、2の筋力トレーニングと有酸素運動のグループは、始めの方こそ筋力の向上は見られたものの、
途中からどんどん筋力は低下していきました。
途中から筋力の向上が無くなり、効果が頭打ちになったのではなく、低下していったのです。
みなさんはこの結果をどう思われますか?
せっかく一生懸命野球という競技に重要である筋力トレーニングをしていても、
ランニングメニューの選択で持久力的な物を選んでしまうことで、
このようにとても残念な結果に繋がってしまうのです。
何度も言ってきましたが、野球は究極の瞬発力のスポーツ、
やはりこの時期も全力での短距離走を選択する必要があります。
以前もお伝えしたように、30mダッシュのタイムが良い程、スイングスピード、
打球速度、投手のボール速度は速くなる相関性が証明されているので、
冬場でも30m走を軸にランニングメニューを選択すべきなのです。
筋トレと全力で走る短距離走を並行して行うことが、野球選手としての能力を上げる近道です。
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